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余命10年(映画)最後の意味は?花束と電話の相手についても考察

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映画『余命10年』を観終えた方にお聞きしたいことがあります。

最後のシーンの意味についてはどのように捉えるのが正解だと思いますか?

劇中では正解が曖昧な感じで終わりを迎えるので、「結局どうなったの!?」と混乱した方も多いでしょう。

アマプラで実際に視聴したところ、ラストシーンの解釈パターンは大きく3つ考えられました。

キーになるのは和人(坂口健太郎)の手にある花束と電話の相手ですね。

今回は「余命10年(映画)最後の意味は?花束と電話の相手についても考察」と題してお伝えします。

余命10年(映画)最後のシーンはどう捉える?

映画の最後、茉莉の生死が分からぬままこんな流れで進みます↓

『余命10年』ラストシーンの流れ

  1. 和人が書店で書籍化された『余命10年』を手に取る
  2. 和人が誰かと電話しながら歩く
  3. 和人がバッグからハンディカメラを取り出す
  4. 桜を撮影すると突風が発生
  5. 風下方向に和人と茉莉が仲良く並んで歩いている幻影が出現
  6. 和人が感慨深げに顔をしかめる
女性

表現が分かりづらくて回想なのか夢なのか現実のダイジェストなのか分からないよ><

私が映画を観て考えた解釈は3パターンです。

  • 解釈①茉莉がまだ生きててお見舞いに行っている
  • 解釈②和人は茉莉のお墓参りに行っている
  • 解釈③和人には新しい恋人がいる

では、それぞれ解説していきます。

解釈①茉莉がまだ生きててお見舞いに行っている

1つ目の解釈は、「生き続けている茉莉に和人がお見舞いに行こうとしている」です。

理由は先ほども申し上げた通り、茉莉の生死がはっきりと描かれていないからです。

ただ、最後に和人が顔をしかめたことから、茉莉はこの世にいないと考えるのが自然かもしれませんね。

解釈②和人は茉莉のお墓参りに行っている

2つ目の解釈は、「和人は天国に旅立った茉莉のお墓参りに行っている」です。

理由は雰囲気的に誰かと待ち合わせをしてそこに向かっている描写だからです。

仮に茉莉がすでにこの世にいないのであれば、まず予想できるのはお墓参りが自然ではないでしょうか?

解釈③和人には新しい恋人がいる

3つ目の解釈は、「和人には新しい恋人がいて、その人に会いに行っている」です。

理由は原作の最後で和人に恋人が出来ているからです。

和人の電話の相手は新しい恋人で、書店では過去を思い出していただけの可能性もありますね。

突風と共に現れたのは、茉莉がもし生きていたら二人で桜の下をこんな風に歩いただろうという幻影と考えられます。

以上が私が考えた映画の最後の解釈3通りです。

では和人が手にしていた花束の意味と電話の相手が誰なのか、パターンごとに考察していきましょう。

余命10年(映画)最後の花束の意味と電話の相手は?

映画の最後に和人が握っていた花束は白いバラが中心のかわいいものでした。

電話の相手が誰なのかははっきりと描かれていなので、解釈は視聴者に委ねているのでしょう。

男性

ラストシーン切ないけど、最後花束を持って行った先が気になるなぁ。

お墓?それとも茉莉ちゃんかな?

私はそれぞれの解釈パターンだと以下のようになると考えました。

解釈①の場合:花束→茉莉へのお見舞い用、電話相手→茉莉

「生き続けている茉莉に和人がお見舞いに行こうとしている」パターンならばこちらが自然かなと思います。

白いバラの花言葉には「相思相愛」があり、二人の愛の表現といえます。

和人が茉莉に変わらぬ愛を示すサプライズ花束と考えるとロマンチックですよね!

解釈②の場合:花束→茉莉のお墓用、電話相手→友人

「和人は天国に旅立った茉莉のお墓参りに行っている」パターンならばこちらが自然でしょう。

電話相手が友人で、待ち合わせしてお墓参りに行く途中であるとも考えられます。

お墓参りにバラを供えるのも不自然ではありません。

解釈③の場合:花束→新恋人へのプレゼント、電話相手→新恋人

「和人には新しい恋人がいて、その人に会いに行っている」パターンならば、電話相手も花束を贈る相手も新恋人でしょう。

和人の心には茉莉が生き続けており、そうしながらも新たな道を歩んでいくような描写とも捉えられますね。

原作の小説『余命10年』の最後は?

執筆中

余命10年(映画)最後の意味は?花束と電話の相手についても考察のまとめ

今回は「余命10年(映画)最後の意味は?花束と電話の相手についても考察」と題してお伝えしました。

映画『余命10年』は2023年夏にアジア各国でも公開されるほど人気の作品です。

最後のシーンは原作と違う部分もあり、意味もあいまいな部分が多いですよね。

あえて視聴者に解釈を委ねる作品は数多くあるので、『余命10年』もその部類だと考えましょう。

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