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パイレーツオブカリビアンの曲のイメージは?テーマ『彼こそが海賊』から受ける印象

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パイレーツオブカリビアンのイメージといえばあの有名な曲ですね。

「パイレーツオブカリビアンの曲のイメージってどこから来てるのかな?」

「テーマ以外にもどんなイメージの曲があるのか知りたい」

映画を見るとこんな気持ちに掻き立てられる方も多いのではないでしょうか?

パイレーツオブカリビアンを名作に押し上げた重要な要素としてサウンドトラックの存在は欠かせません。

ジャック・スパロウの濃いキャラクターも、エリザベスの男顔負けの勇ましさも、この映画音楽なしでは成立し得なかったことでしょう。

今回は、パイレーツオブカリビアンの曲のイメージについて、テーマ曲もテーマ曲以外も触れていきたいと思います。

目次

パイレーツオブカリビアンの曲はどんなイメージ?

一般に言う、パイレーツオブカリビアンの曲と言えばメインテーマ『彼こそが海賊』ですね。

皆さんはこの曲からどんなイメージを受けますか?

テーマ『彼こそが海賊』のイメージ

この曲のイメージはズバリ、ジャック・スパロウその人ではないでしょうか。

最初派手に登場し、中盤はのらりくらりとしているようで何を考えているかつかめない雰囲気をまとっています。

最後は最初よりも派手な旋律でクライマックスに向かいます。

まさに劇中のジャックスパロウの行動と言動に一致していませんか?

テーマ曲の特徴

この曲の特徴は勇ましく壮大で力強い旋律と8分の12拍子のリズムです。

冒険が始まるワクワクドキドキする気分を私たちに味わわせるリズムで、思わずノリノリになってしまいますね。

テーマ曲を作ったのは?

パイレーツオブカリビアンのテーマ彼こそが海賊王作曲したのは、映画音楽界の巨匠ともいえるハンス・ジマー氏です。

映画音楽作曲家ハンス・ジマー

MANA

彼の偉業としては、この作品によって世間の人々の海賊に対するイメージを大きく変えたことです。

海賊といえば悪の権化ともいえるキャラクター像がメジャーでしたが、パイレーツオブカリビアンの登場によってヒーローとも捉えられるようになりました。

ハンス・ジマーの曲の特徴

特徴としては主にシンセサイザーとオーケストラが使われる点です。

作品ジャンルと世界観に準じて曲調も変え、低音域と高温域の強弱の調整やコーラスの使用など、いろいろな手法を効果的に用いています。

ハンス・ジマーの手腕による映画音楽の変化としては、単調になりがちだった従来のそれを存在感ある演出の手法として押し上げたことだと言われています。

次に、テーマ曲以外のパイレーツオブカリビアンのサウンドトラックのイメージについて紹介していきます。

パイレーツオブカリビアンの曲でテーマ以外はどんなイメージ?

テーマ曲があまりに有名ですが、パイレーツオブカリビアンには素晴らしいサウンドトラックが多数存在します。

全五作の中からかいつまんで紹介していきます。

第一作パイレーツオブカリビアン/呪われた海賊たち

まずは第一作目からです。

こちらのサウンドトラックはハズレ曲なしと言う声も多く、世間からの評価が高いです。

The Black Pearl(ブラックパール号) クラウス・バデルト作曲

その名の通り、ジャックの愛船ブラックパール号のテーマソングです。

壮大で豪快なサウンドが特徴で、テーマ曲『彼こそが海賊』と並んでとても人気の1曲です。

Will And Elizabeth(ウィルとエリザベス) クラウス・バデルト作曲

劇中で恋仲になるウィル・ターナーとエリザベス・スワンのロマンスが表現されています。

ロマンスですが勇ましさもあり、壮大なメロディですね。

Swords Crossed(決闘) クラウス・バデルト作曲

静かにイントロが始まり後半へ壮大なサウンドに変わっていく不気味な雰囲気の曲ですね。

MANA

悪役であるバルボッサたちがどのような存在か、月の光によって真実が明らかになります。

怖さも感じさせながらかっこいい、何ともニクい一曲です。

Barbossa is Hungry(飢えたバルボッサ) クラウス・バデルト作曲

アステカの金貨の呪いにより不死身になってしまったバルボッサとその一味。

彼らがブラックパール号で絶海を突き進むシーンでこの曲が流れます。

Skull And Crossbones(海賊の印) クラウス・バデルト作曲

タイトル名になっている「骸骨とクロスの骨」はまさに「海賊の印」ですね。

この曲は主人公たちと敵対するバルボッサとの戦いで使用されます。

物語の最も盛り上がるシーンで、音楽によって迫力満点に仕上がっています。

Bootstrap’s Bootstraps(ブーツストラップ) クラウス・バデルト作曲

パーカッションのカッコよさが引き立つ曲です。

海賊たちの無鉄砲さをよく表現されているような雰囲気で、勇猛果敢を絵にかくような曲です。

Pirates, Day One, 4:56AM ハンス・ジマー作曲

メインテーマ『彼こそが海賊』のデモです。

MANA

徹夜して作られた音源で、タイトルにある「午前4時56分」がそれをアピールしているようですね。

どことなく完成版の力強さもあり、ここからさらにアイデアを練ったのだろうと思いを馳せさせるような曲に感じます。

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第二作パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト

次に第二作『デッドマンズチェエスト』から6曲紹介いたします。

Jack Sparrow(ジャック・スパロウ) ハンス・ジマー作曲

主人公の名前がまんまタイトルになっています。

劇中では酔っ払って千鳥足のジャックが歩くシーンで使われています。

最初は彼のキャラクターらしくひょうきんな出だしでそこからだんだん音が増え、壮大な音楽になっていきます。

ジャック・スパロウの何ともつかめないキャラクター性をうまく表現しているように感じますね。

The Kraken("深海の魔物"クラーケン) ハンス・ジマー作曲

MANA

クラーケンは北欧で伝説の海獣として語られている生き物のことです。

劇中にクラーケンが登場して船を襲うシーンで流れます。

オルガンを始めとする楽器館の響きが美しく、それが逆に不気味さを表現していますね。

Wheel of Fortune(運命の輪) ハンス・ジマー作曲

朝の目覚ましに設定したくなるような清々しい曲です。

タイトルにあるように、物語における運命の話が回りだすような力強さのある曲に感じます。

Hello Beastie(ハロー、獣たち) ハンス・ジマー作曲

最初は哀愁漂う雰囲気から途中で一気に盛り上がるのが特徴の曲です。

力強い曲で、感動的なシーンでは思わず涙腺を刺激されそうになってしまいます。

A Family Affair(家族の絆) ハンス・ジマー作曲

イントロは重たく始まりますが、曲調が軽やかなストリングスに変化していきます。

MANA

映画の展開がコロコロ変わるような雰囲気が表現されていますね。

 

Two Hornpipes(ホーンパイプ(トルトゥーガ)) ハンス・ジマー作曲

ケルト音楽のような仕上がりになっており、賑やかな曲です。

劇中では乱闘シーンで使われていますが、まるでダンスをしているような爽快感ある音楽に感じます。

MANA

ブルーグラスなどカントリージャンルが好きな方は耳なじみが良く感じるかもしれませんね。

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第三作パイレーツオブカリビアン/ワールドエンド

第三作『ワールドエンド』からは7曲紹介いたします。

At Wit’s End(さまよえる海賊たち) ハンス・ジマー作曲

バルボッサたちが極寒の海で地図を頼りに「海の墓場」を目指す時に使われていた曲です。

世界の果てにあるこの場所を船を失いながら目指すバルボッサたちの不安な心情と、海の情景が見事にマッチしています。

MANA

なんとも哀愁漂う切ない曲です。

 

Drink Up Me Hearties(さあ、飲み干そう) ハンス・ジマー作曲

第三作ラストで流れる1曲です。

第一作から第三作までの挿入曲が組曲になっているような内容になっており、心が熱くなった方も多いのではないでしょうか。

Up Is Down(上は下、下は上) ハンス・ジマー作曲

主人公たちが船をひっくり返して元の世界に帰ろうと協力し合うシーンで流れます。

乗組員たちは船の上を右から左に交互に走り回ることで船をひっくり返します。

人が一致団結して物事を成し遂げる痛快なシーンにぴったりの1曲になっています。

What Shall We Die For(何に命を懸ける?) ハンス・ジマー作曲

物悲しい雰囲気だけではなく、途中から壮大なスケールを描く曲に仕上がっています。

どこか懐かしさをかみしめるような雰囲気のかっこいい曲です。

I Don’t Think Now Is the Best Time(それどころじゃない) ハンス・ジマー作曲

MANA

冒険の展開に引き込まれるような曲です。

緊張感漂うイントロから激しく変化する曲展開で、ドキドキさせられます。

I See Dead People(死者を乗せた舟) ハンス・ジマー作曲

タイトルもそうですが悲しい気持ちにさせる1曲です。

木管楽器の音から始まって他の楽器も重なり、壮大になっていきます。

動と静がごちゃごちゃになっているのもこの映画シリーズの雰囲気と合っていますね。

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第四作パイレーツオブカリビアン/生命の泉

第四作『生命の泉』からは7曲紹介いたします。

On Stranger Tides(生命(いのち)の泉) ハンス・ジマー作曲

まるでベートーベンの『月光』のような雰囲気と構成に似ていて、最初は静かに始まります。

MANA

静からダイナミックな動への変化はハンス・ジマーさんの作曲の特徴でしょうね。

この曲では重低音を強調させた作りになっていて、インパクトがとても大きいです。

ドスの効いた重低音が好きな方にはたまらないでしょうね。

The Pirate That Should Not Be(掟破りのジャック・スパロウ) ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ作曲

メキシコのギターデュオであるロドリーゴ・イ・ガブリエーラの2人が演奏するアコースティックギターアレンジが素晴らしい1曲です。

MANA

この曲は劇中は使われておらず、サウンドトラックにだけ収録されています。

彼こそが海賊の旋律を取り入れたメロディーが素敵で、南米音楽独特の情熱さを感じられます。

Guilty of Being Innocent of Being Jack Sparrow(ジャック・スパロウではないという罪) ハンス・ジマー作曲

タイトルに「罪」がある通り、緊張感漂う1曲です。

さりげなくメインテーマの旋律が使われていおり、決して暗い楽曲ではないですね。

1分40秒ほどの短い曲なので気軽に聴くこともできます。

Mermaids(ホワイトキャップ湾の人魚) ハンス・ジマー作曲

透き通るようなコーラスとイントロの静けさが人魚の雰囲気にぴったりだと感じます。

神秘的で摩訶不思議なものを見ているような、心が浄化されるようなそんな気持ちにさせてくれる1曲です。

Blackbeard(伝説の海賊、黒ひげ) ハンス・ジマー作曲

不穏な出だしから始まり、同じ旋律がだんだん大きくなっていきます。

途中からコーラスも入ってきて盛り上がっていきます。

MANA

テンポのある部分は何となく、曲の感じが『シャーロック・ホームズ』に似てる印象です。

金管楽器が主役の迫力満点の楽曲ですね。

Angelica(女海賊、アンジェリカ) ハンス・ジマー、エドゥアルド・クルス、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ作曲

ペネロペ・クルスが演じたアンジェリカのテーマソングです。

女海賊で、ジャックの元恋人と言う設定もありつかめない人間性を表現されている感じです。

どこかミステリアスな雰囲気をまとった人物像をうまく体現された1曲になっています。

Angry And Dead Again(怒り、そして再び・・・) ハンス・ジマー、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ作曲

ギターを中心とした穏やかな曲です。

後半にかけてはだんだん盛り上がっていく構成になってます。

雰囲気としてはどことなく哀愁感漂う感じで、映画のワンシーンを想起させるような1曲です。

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第五作パイレーツオブカリビアン/最後の海賊

第五作『最後の海賊』からは6曲紹介いたします。

Dead Men Tell No Tales(死人に口なし) ジェフ・ザネリ作曲

「死人に口なし」はディズニーランドの『カリブの海賊』というアトラクションでガイコツが口ずさむフレーズです。

その言葉の通り、全体的に不気味の雰囲気をまとった1曲です。

冒頭でヘンリーが父親ウィルに会うために海に沈んでいくシーンで使われています。

Beyond My Beloved Horizon(水平線のはるか彼方へ) ジェフ・ザネリ作曲

エモーショナルで冒険心をくすぐられるような良い曲で、とても気分が上がります。

MANA

「果てのない海へ航海に出よう」と言うなんとも陽気な曲ですね。

劇中で主人公がつぶやくセリフとも関係があるような、ドキドキさせられる感じがします。

My Name Is Barbossa(私はバルボッサ) ジェフ・ザネリ作曲

シリーズの終盤で呪いが解けたウィルがエリザベスとヘンリーに再会する感動的なシーンで流れます。

最初切ない感じで始まっていきますが、だんだんと曲が盛り上がっていき、映画シーンにフィットした構成になってます。

The Brightest Star in the North(北の空で1番明るい星) ジェフ・ザネリ作曲

主人公たちも敵たちも探していたお宝にたどり着くシーンで使われています。

『カリーナのテーマ』が海の裂ける映像とともに流れる箇所は曲とマッチしていて美しいです。

Treasure(俺の宝) ジェフ・ザネリ作曲

神秘的な雰囲気で、宝に刻まれている秘密などが表現されているような曲です。

MANA

この曲はサウンドトラックの中でも割とBGM寄りな方かなと思います。

 

The Power of the Sea(海の力) ジェフ・ザネリ作曲

タイトルの通り海の力を体現するような壮大な曲です。

金管楽器が高らかに鳴り響き、雲行きが怪しくなるような海の恐ろしさを表現されています。

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パイレーツオブカリビアン以外で海賊のイメージがある曲

ここでは2曲紹介いたします。

いずれもタイトルに『海賊』という意味の英語が入っています。

Two Steps From Hell - Norwegian Pirate

Two Steps From Hell(トゥー・ステップス・フロム・ヘル)はアメリカのトレーラー・ミュージックアーティストです。

『ハリーポッター』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』などの予告編に楽曲提供してきました。

この曲は海賊のイメージにもぴったりで、力強いサウンドとコーラスで胸が熱くなる一曲です。

アルバム『アークエンジェル』に収録されています。

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Emerson, Lake & Palmer - Pirates

Emerson, Lake & Palmer(エマーソン・レイク・アンド・パーマー)はイギリスのロックグループです。

1970年代の楽曲なのでレトロ感はありますが品のある雰囲気です。

歌唱部分に入ると年代の雰囲気がグッと増しますね。

アルバム『ワークス:ボリューム1』の2枚目に収録されています。

\収録アルバムはコチラ/

 

まとめ

今回はパイレーツオブカリビアンの曲のイメージについて解説してきました。

超有名なテーマ曲をはじめ、他のサウンドトラックについても6〜7曲ずつ見てきました。

全体的に言えるのは、悪役ではなくヒーローとして描かれた海賊の物語にぴったりのダイナミックなイメージの曲が多いと言う点です。

ワクワクドキドキ、感動、不安定要素・・・冒険心くすぐられる音楽に仕上がっているので、自分を鼓舞するときに使いたくなりますね。

特に第一作目『パイレーツオブカリビアン/呪われた海賊たち』のサントラは捨て曲なしと呼び声高いのでおすすめです。

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