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パイレーツオブカリビアンの曲の著作権の注意点は?使用許可が必要?

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パイレーツオブカリビアンには深く印象に残るキャッチーなメロディーの音楽が多数存在します。

「体育祭の出し物に曲を使いたいな」

「学園祭にテーマ曲を使っても大丈夫かな?」

「結婚式のプロフィール動画に曲を使えるかな」

など、特に学校行事や結婚式で劇中の曲を使う発想をされる方も多いと思います。

そこで気になるのが、著作権のことですよね?

結論としては、無料で利用できる場合と使用料が必要場合があります。

パイレーツオブカリビアンの曲の著作権における注意点は何でしょうか?

使用許可が必要な場合も併せて解説していきます。

パイレーツオブカリビアンの曲の著作権の注意点は?

パイレーツオブカリビアンと言う作品に関してはひとつ重大な事実がありますね。

そう、この作品は紛れもなくディズニーの作品であり著作権には厳しいということです。

パイレーツオブカリビアンはディズニー映画という事実

パイレーツオブカリビアンは第一作『呪われた海賊たち』が上映されたのが2003年。

もう20年前になります。

MANA

時が経つのは早いですね、当時私は中学生でしたよ。

最後の第五作『最後の海賊』の上映は2017年で6年前です。

もしかすると、この作品がれっきとしたディズニー映画である事実を知らない方も多いのではないでしょうか。

ディズニーは著作権にうるさい会社として世界的に有名です。

では、どういう場合に使用許可が必要になるのでしょうか?

この場合は著作物の使用許可が必要になる!

ズバリ、お金の発生するところです。

お金が発生する場合はほぼ全てこの映画の音楽の使用許可が必要になり、料金を払わなければなりません。

しかも、著作料が必要な場合はものすごく多岐にわたるんです!

大きく9項目・小さく100項目以上!

大きい項目としては、

①イベントや施設での利用や演奏

②ネット上での利用

③録音、映像作品、出版物などの制作

④広告での利用

⑤劇場で上映されるような映画制作、上映

⑥放送並びに有線放送

⑦コンテンツのレンタル事業

⑧教育機関での利用

⑨結婚式場での利用

以上の9項目です。

MANA

それぞれに小さい項目がズラーっと設定されています。

小さい項目まで言及するとものすごく膨大になるので割愛します。

特に学校行事や結婚式は注意が必要

商売と別ならば、この件で多くの人が関わり得るのは学校行事と結婚式ではないでしょうか。

MANA

私も高校時代の体育祭でパイレーツオブカリビアンのテーマ曲を使ったダンスを踊りました!

あまりにも有名で印象深い曲なので、表現の場においてはニーズが高いといえますね。

ゆえに、ディズニー作品であることをふまえて著作権に引っかからないか検討する必要があります。

特に結婚式場では、ディズニーの曲のニーズの高さからあらかじめカバーCDを準備されていることが多いです。

オリジナルバージョンは使えないと思ったほうがいいです!

MANA

そんなに厳しいんですねディズニーって。

しかし例外もあって、次の場合にはパイレーツ・オブ・カリビアンの曲を気兼ねなく使えますよ!

パイレーツオブカリビアンの曲を著作権の使用料無料で使える場合

前述したように著作権に厳しいJASRACですが、明確に著作権フリーで楽曲を使っても良い場合があります。

3つのパターンを紹介しますね。

参加者無料かつ出演者の報酬無料かつ入場料無料の場合

とにかく無料!お金を取らない場であることが条件です。

「じゃあ、学校の出し物のBGMに使っていいのね」

はい、基本的に大丈夫です。

ただし、

  • その模様を撮影し、複製して複数人に配る
  • 撮影した動画を動画投稿サイトにアップロードする

となると著作権に引っかかるので気をつけましょう。

MANA

線引きとても難しいですね。

実際どこまで守られているかは把握しようもないですね。

YouTube動画投稿(※条件あり)

YouTubeはJASRACと業務提携しています。

「それでは、動画をYouTubeにアップして良いのね!」

となるのは時期尚早です。

条件があります。

①オリジナルバージョンではなく何らかのカバーバージョンであること

ストリーミング配信で使用しないこと

つまり、「歌ってみた」、「演奏してみた」ならOKということです。

また、BGMであっても例外ではなく、オリジナルを使うのはやめましょう。

露店などで短時間で軽微な利用

これはほんとに例外中の例外ですね。

お祭りなどで露店を出し、短時間の間かつ『軽微』な利用ならば無料で使ってOKです。

この『軽微』というのがどの程度なのかはわかりやすい指標はありません

MANA

ワンコーラスなのかワンフレーズなのか、どう捉えたらいいんでしょうね。

それにしてもディズニーの音楽はここまで気楽に使えないモノなんですね。

どうしてこんなに複雑なのでしょうか?

次は著作権管理会社について深掘りします。

パイレーツオブカリビアンの曲の著作権を管理する会社は?

パイレーツオブカリビアンの楽曲はディズニーの著作物を管理している会社が同じように管理しています。

ディズニーの著作物を管理するJASRACとは

JASRACはディズニーの他、多くの楽曲の著作権を管理している有名な会社です。

業界では随一の著作権にうるさい会社でもあります。

音楽の著作物の著作権を管理する会社

著作権は製作者にとってとても大事な資産です。

その資産を制作者に代わって徹底管理するのが著作権管理会社の仕事になります。

個人で活動されている音楽家の中には提携されている方も多いようですね。

登録したら製作者本人でも使用許可が必要

JASRACに著作物を登録すると、たとえ製作者本人であっても著作物を使用するときには使用料を支払わなければなりません。

例えばシンガーソングライターならば、自分の好きな時に勝手に歌えないことになります。

とても面倒臭そうに感じるのは私だけでしょうか?

JASRAC使用料はいくらになる?

JASRACの公式サイトにおおまかな使用料の目安を算出できる場所があります。

あくまで概算なので、実際の請求額とは異なる場合があると断り書きがあります。

JASRAC使用料シミュレーション(外部リンク)

まとめ

今回はパイレーツ・オブ・カリビアンの曲の著作権について説明してきました。

・パイレーツオブカリビアンシリーズがディズニー作品である

・ディズニーの楽曲の著作権を管理するJASRACは著作権に厳しい

・パイレーツオブカリビアンの曲を著作料フリーで使うには細かい条件がある

大きく以上3点を考慮する必要がありました。

また、学校行事での使用は基本的にOKですが、動画撮影の上で複製・配布はダメでしたね。

結婚式での使用は、式場スタッフとよく相談しましょう。

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