『薬屋のひとりごと』の鳳仙(フォンシェン)はアニメで緑青館の離れで療養していた妓女ですね。
鳳仙の髪の色は猫猫と同じであることにお気づきの方も多いことでしょう。
まさに猫猫とは深い関係があり、アニメ登場時からファンの関心が高いキャラクターです。
実は鳳仙の描かれ方がメディアごとでそれぞれ違っているのです。
彼女は小説マンガなろう版では何巻の何話で死を迎えるのでしょうか?
今回は「【薬屋のひとりごと】鳳仙の死は何巻何話?小説マンガなろう版について解説」と題してお伝えします。
【薬屋のひとりごと】鳳仙の死は何巻何話?
薬屋のひとりごとの鳳仙と
— gunjah man (@lr_mlv) February 25, 2024
後宮のなんちゃらってアニメのこの人似すぎ pic.twitter.com/AO8LdLmSxU
鳳仙の死が何巻何話なのか、小説の書籍版とWeb版(小説になろう)、マンガ2種類それぞれに分けて説明していきます。
書籍版小説で6巻の6~7話「羅の一族」
書籍版小説では第6巻の6話と7話「羅の一族」で鳳仙の逝去について扱われています。
鳳仙が逝去したのは結婚した次の年の春で、およそ一年の結婚生活でした。
愛した人のそばで幸せな余生を送ることが出来たのね^^
ところがなろう版ではとても淡白な扱いに留まっています。
小説になろう版では宮廷編1の十七話「鳳仙花と片喰」
「鳳仙花と片喰(かたばみ)」という話は、書籍版小説やマンガ2種類では鳳仙がまだ生きている設定で進みます。
ある意味鳳仙のハッピーエンドな展開よね!
しかし小説になろう版では、鳳仙の出番は早々に終わるのです。
そもそも、鳳仙はすでに逝去しているという設定で物語が進むからです。
では話を戻してマンガ版にいきましょう。
鳳仙の死はマンガ2種類ともまだ描かれていない
鳳仙花の死はマンガではまだ描かれていません。
マンガは2種類ともテイストは違えどストーリー展開は似通っています。
なのでいずれは鳳仙の死について描かれるでしょう。
つまり現時点で鳳仙の死が描かれているのは書籍版小説だけということになります。
ここからは書籍版小説の内容に絞って鳳仙の死について深堀りしましょう。
【薬屋のひとりごと】鳳仙の逝去シーンについて
薬屋のひとりごと 猫猫の後宮謎解き手帳7巻
— 秋町 (@autumn_machi) February 19, 2020
買えました!裏表紙は鳳仙🌹
リフレクトカードはフラッシュ有りと無しで撮影してみました pic.twitter.com/SbZu6VtyKB
鳳仙の死の描写は特になく、結婚から1年後のことだったとだけ書かれています。
他には結婚生活の様子と残された夫の様子が描かれます。
確かなことは、鳳仙の死は穏やかなものだったということですね。
それだけは救いだといえるでしょう。
鳳仙が逝去した原因
鳳仙が逝去した原因は梅毒(ばいどく)という病気でしたね。
現代社会でもけっこう流行しているみたいですよ><
アニメでも鳳仙の病の進行が進んでいることが描かれていました。
全身にできものが拡がっていく、昔は不治の病だったんですよね。
【薬屋のひとりごと】鳳仙の人生
薬屋のひとりごと(6)
— いぬねこ (@inu_neko_884) December 23, 2023
馬閃と里樹の関係も良いですけど、自分的には"羅の一族 前編"の碁の悪手の部分の話が字面だけ追っていると理解できない、猫猫の母親の感情を知れる深い話で良かった。←解釈間違ってたらゴメンなさい🙏 pic.twitter.com/IweK2aPqmC
鳳仙の人生についてはプロフィールと人物像に分けて説明します。
鳳仙のプロフィール
鳳仙は生まれも育ちも花街です。
鳳仙も猫猫と同じく妓女から生まれた女性なんですね。
緑青館では誰が見ても器量よしの美貌を誇り、囲碁と将棋で客をとる売れっ子妓女でした。
鳳仙は梅梅(メイメイ)の姉貴分であり、禿(かむろ)時代の梅梅を教育する立場でもありました。
鳳仙の人物像
鳳仙は自分の価値の高さを維持するための努力を惜しまず、碁と将棋では客相手に負けなしでした。
美しい上に誇り高い女性だったですね!
梅毒に侵されてからも口ずさみ続けた歌は鳳仙の母から伝わったものです。
愛する男にはそのことを伝えるなど、本当は情の深い女性だといえます。
人格が壊れ娘を大切にできなかったのは、愛した男に忘れられたと絶望したことがいちばんの理由でしょう。
【薬屋のひとりごと】鳳仙と猫猫の関係性
追加キャスト発表🍃
— 声優グランプリ@29周年 (@seigura) February 9, 2024
アニメ『薬屋のひとりごと』鳳仙役を演じるのは桑島法子さん! 第18話のあらすじと先行カットも解禁!
放送は明日2月10日(土)24:55~📺
詳細は👇https://t.co/VGpIizzZnv#薬屋のひとりごと #桑島法子 pic.twitter.com/yhxkI20vwQ
猫猫は鳳仙のことを、産んだ女だが母親ではないと認識しています。
鳳仙自身も自分の母親のことを全く同じように思っていました。
蛙の子は蛙といいますか・・・。
猫猫はたびたび鳳仙の看病をしますが、その対応は事務的で無機質な雰囲気です。
鳳仙が病床で碁石を広げたり歌ったりすると、莫迦な女だと冷めた目で見ていました。
鳳仙は猫猫のトラウマの原因
猫猫は壬氏に妓女の価値について説明した夜、悪夢でその記憶がよみがえりました。
鳳仙は赤ん坊だった猫猫の小指を切り落としたことがあります。
人の指を切るって正気な状態でできることではありません。
ゆえに鳳仙は猫猫にとってトラウマの原因となりました。
これではどうにも普通の母親と娘にはなれないですよね。
また、鳳仙が結婚したことを知った時は喜ぶどころか
「あぁ、そうなったのね(ーωー)」
くらいにしか思わないほど、鳳仙は猫猫にとって大切ではないことがわかります。
まとめ
今回は「【薬屋のひとりごと】鳳仙の死は何巻何話?小説マンガなろう版について解説」と題してお伝えしました。
鳳仙の死は以下の部分で読むことが出来ます。
アニメはおそらく書籍版小説に沿って展開されるのでしょう。
動画になるとどのように表現されるのか楽しみですね!