コロナ禍で託児施設や公共施設の閉鎖が頻発する昨今、子どもの有り余るエネルギーの発散場所に頭を悩ます親御さんは多いのではないでしょうか?
子どもの遊び場所、特に乳幼児期は悩みますよね。
親が求めるのは、主に次の3点ではないでしょうか。
- 適度な日光浴
- 適度な運動
- 適度な快適さ
福岡都市圏を離れると、それらが完璧に叶う場所はなかなか見つかりません。
私は福岡県の南部に住んでおり、もともとお出かけ好きなので乳幼児を連れての外出を多く経験しています。
今回は筑後地域~春日市の乳幼児の外遊びにおすすめのスポット3選と、私が赤ちゃん連れの場所に選ぶ選択基準を紹介いたします。
筑後地域~春日市の乳幼児の外遊びおすすめスポット3選
私がおすすめするのは、
- 県営筑後広域公園
- 久留米百年公園
- 天拝山歴史公園
の3ヶ所です。
①県営筑後広域公園
所在地 | 福岡県筑後市津島831-1 |
最寄り駅 | JR鹿児島本線:筑後船小屋駅、九州新幹線:筑後船小屋駅 |
備考 | 九州芸文館内に授乳室有り |
八女みやまICから車で5分ほどの場所に、県営筑後広域公園があります。
「広域公園」と謳っているだけに、公園の全長は4キロもあるとても大きな公園です。
園内には隈研吾建築である九州芸文館が建設されており、木を用いたモダンな建物を筑後船小屋駅のすぐそばで見ることができます。
モダンでシックな授乳室
九州芸文館にはネイビーとホワイトを基調にしたモダンな授乳室があり、おむつ替え台とシンクも完備されています。
エアコンのスイッチもあるので、季節を問わず快適に利用することができます。
授乳室内の椅子は適度な大きさがあり、ゆったり座ることができました。
シンクの蛇口からは熱湯も出るので、ミルクの温度調節ができて便利でしたよ。
食事スペースから見える九州新幹線の筑後船小屋駅が壮観
九州芸文館ではオープンな食事スペースが開放されています。
子連れで弁当を持参していたので、食事スペースでお昼をとりました。
近くにはオブジェの展示があったり、屋内の天井がとても高かったりするので、開放感あふれる場所での食事がとても心地よかったです。
遊具が密集しているエリアと園内回遊エリアが区域分け
九州芸文館と反対側には遊具密集エリアがあり、真ん中に園内を回遊する散歩・ジョギングコースが設置されています。
散歩・ジョギングコースは路面が整備されているので、小さい子どもでも安心して歩かせることができます。
何せ全長4kmもあるので、子どもの余りあるパワーを発散させるのに最適です。
子どもの気分によってエリアの使い分けができるので、とても便利です。
筑後広域公園はとても開けた土地に存在しているので、冬期は北風がとても冷たくしっかりとした防寒が必要です。
私はダウンのママコートで体温調節をしました。
②久留米百年公園
所在地 | 久留米市百年公園1-1 |
アクセス | 西鉄大牟田線:久留米駅 ↓西鉄バス ゆめタウン方面・田主丸そよ風ホール行 「百年公園」で下車 |
備考 | 園内のリサーチセンタービルにおむつ替え台付きトイレ有 |
百年公園は久留米市で最も大きな公園のひとつです。
キャンピングカーのイベントやお花見でたびたび訪れています。
「東櫛原」の信号からほど近く広大な駐車場を有しているため、車でのお出かけにはとても利便性を感じています。
園内のリサーチセンタービルには自動販売機やおむつ替え台付きのトイレが常設
広大な駐車場の隣に、リサーチセンタービルがあります。
屋内におむつ替え台つきのトイレが設置されており、私もお世話になっています。
外のトイレにはトイレットペーパーがないことが多いので、赤ちゃん連れの方はリサーチセンタービル内のトイレの利用をおすすめします。
久留米市有数の花見スポット
百年公園にはたくさんの桜が植えられており、毎年花見の季節には多くの家族連れが訪れます。
私たちもその中のひと家族です!
芝生に寝転がっての花見はとても気持ちが良いですよ。
③白水大池公園
所在地 | 福岡県春日市下白水209 |
アクセス | 南側:春日市コミュニティバス「白水大池公園ちびっこ広場前」 北側:春日市コミュニティバス「白水大池公園噴水前」、西鉄バス「松ヶ丘入口」 |
備考 | 園内にトイレが3ヶ所 |
白水大池公園は充実した遊具と池を中心としたジョギングコース、球技などで利用できる多目的広場があります。
乳幼児連れでお世話になるのは主に遊具のエリアです。
駐車場には自動販売機が設置されており、アイスクリームの購入も可能です。
ゆえに、夕方まで子供が飽きずに遊べる場所として人気があり、土日祝日は周辺の道路は渋滞します。
渋滞が予測される日は、駐車場が開く午前9時ごろに入場することをおすすめします。
私も子どもが乳幼児期を超えてもお世話になる予定です!
充実した遊具エリアで思い切り身体を動かせる環境
私自身も幼少期に母親から連れて来られ、姉妹やいとこたちと遊んだ記憶があります。
遊具やボール遊びで思い切り遊び、エネルギーを発散してた思い出の場所です。
現在は「ちびっこ広場」としてリニューアルされ、遊具がすっかり様変わりしました。
昔より原色が増えてポップになり、見た目が明るくなったように感じます。
筆者が乳幼児を外遊びさせる場所の選択基準
個人的な意見ですが、乳幼児を外遊びさせる場所として選択するための基準は以下の4点です。
- 滞在場所の近くにトイレがあること
- おむつ替え台や授乳室の有無
- 平坦で開けた視界の良い場所であること
- ボール遊びが出来る環境があること
それぞれについて説明していきます。
滞在場所の近くにトイレがあること
子どもを長時間遊ばせるとなると、親や上のお子さんにとって大事になるのは滞在場所の近くにトイレがあることではないでしょうか?
今回紹介した3ヶ所は乳幼児の遊び場所の近くにきちんとトイレが設置されており、安心して滞在できます。
注意点としては、屋外のトイレはトイレットペーパーが盗難等で切れていることがあります。
私は外出でトイレに困ることがないよう、車に予備のトイレットペーパーを常備するようにしています。
徒歩などで荷物を増やしたくない場合は、流せるティッシュを常備しておくと安心ですね。
おむつ替え台や授乳室の有無
今の時代はおむつがとれる年齢が昔に比べて遅くなってきています。
親が子どものおむつのお世話ができるよう、おむつ替え台があることは無視できない重要ポイントですね。
同時に、長期授乳をされている方も珍しくなくなりました。
私も長期授乳をしているママなので、授乳室があるととっても嬉しくなります。
授乳室があると空間的にも精神的にもゆとりが生まれるので、お出かけを存分に楽しむことができます。
平坦で開けた視界の良い場所であること
乳幼児期は足場の悪い場所は長居できません。
平坦な広場や原っぱだと、親の目が届きやすくストレスが軽減されます。
小さい子どもを思い切り走らせることができるので、「子どもをたくさん遊ばせることができた!」という達成感を感じられますよ!
ボール遊びが出来る環境があること
ボール遊びを許可している公園は、この20年で圧倒的に少なくなりましたね。
ボールが使えるかどうかで遊びの幅がぐんと変わってきます。
はいはいやよちよち歩きの時分から走り回れるようになるまででも、ボールがあると子どもが身体を動かす動機付けになりますね。
私も子ども時代には友達とほぼ毎日朝から夕方まで、夢中になってボール遊びしていました。
我が子にもなるべくボール遊びができる場所に連れて行きたいと思っています。
まとめ
筑後地域~春日市の乳幼児の外遊びスポット3選と筆者が赤ちゃん連れの場所に選ぶ選択基準を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
今回紹介したのは、
- 県営筑後広域公園
- 久留米百年公園
- 白水大池公園
の3ヶ所です。
衛生設備、駐車場、遊具、足場の良さなどを考慮して厳選いたしました。
子どもが歩き出す前はビニルシートの上で遊ばせるも良し、歩き出したら思い切り身体を動かすよう促すも良しです。
また、ウォーキング・ジョギングコースをお散歩するのもとても気持ちいい場所なのでぜひ足を運んでみてくださいね!